「肌を若返らせる化粧品」とは、(前回の記事で登場した)成長因子が配合された化粧品のことを表しています。
例えば、肌が老化してハリが無くなってきたときに、コラーゲンを補給するのではなくて、線維芽細胞にコラーゲンを作らせる成長因子(FGF)を補給するという発想の化粧品です。
皮膚のコラーゲンと深いシワについて言えば、
加齢 → FGFの減少 → 線維芽細胞の衰え → コラーゲンの減少 → シワの発生・成長
という因果関係があります。コラーゲンを補給するよりも、成長因子であるFGFを補給する方が大元の原因に近い部分での対策になっています。単に「シワをとる」ということではなく、アンチエイジングになっているのですね。
その意味で、FGFやEGFなどの成長因子には注目しています。
EGFは表皮細胞の分裂・増殖を活性化しますから、シミ対策に効果があります。シミの素はメラニンですが、メラニンの生成スピードより排出スピードの方が速ければ、メラニンが滞留してシミになることを防止できます。
シミをとる成分としてはハイドロキノンが有名です。最強の漂白剤とも言われますが、副作用もあり、特に4%を超えるような高濃度のハイドロキノンについては医師の指導の下で使用すべきだとされています。
このハイドロキノンはメラニンの生成を抑制し、既に出来上がってしまったシミも強力に漂白します。ただ、これはどちらかというと対症療法的かな、と思います。
より本質的なシミの対策としては、
■ 活性酸素を発生させないこと(特に紫外線対策)
■ 表皮細胞を活性化させること(EGFの補給)
を、若い時から意識して行うことではないかと思います。活性酸素を発生させないというのは、実際に実行しようとするとかなりたいへんです。以前の記事でも書いたように、ストレスや運動、食品添加物など、身の回りには活性酸素を発生させる要因がたくさんあるからです。
それでも、意識しているのとそうでないのでは、差が確実に表れると思います。
さて、上記のシミの対策を拡張して、一般的な肌のアンチエイジングを考えてみると、
■ 活性酸素を発生させないこと(特に紫外線対策)
■ 表皮細胞や線維芽細胞を活性化させること(EGFとFGFの補給)
となります。
化粧品サイドの状況としては、EGFやFGFを配合した化粧品が増えつつあります。ただ、現状では、両方を同時に塗布できるものはセルビック化粧品しかないようです。実は、EGFとFGFには相乗効果があるのですが、・・・。(←別途、記事にします。)
posted by Mayo7 at 10:53|
アンチエイジング 化粧品
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